日本では非キリスト教徒であっても
イエス・キリストと呼ぶのが通例であるが、「キリスト」は姓などではなく称号であり、これを「イエス」という名に冠して使用するという事は、「イエスはキリストである」と認める事を意味する。これは自らがキリスト教徒であると告白するという事であり、非キリスト教徒がイエスを指してキリストと呼ぶのは本来は誤りである。
ギリシャ語""は古典再建音では「クリストス」となるが、中世から現代に至るまでのギリシャ語の読みでは「フリストス」である。これを受けてブルガリア・ロシア等のスラヴ語圏の多くで「フリストス」に類する発音がなされるようになり、日本正教会は正教会の一員としてこれら地域の音を継承・尊重して片仮名表記「ハリストス」を採用している。